療育日誌 - 月別アーカイブ 2018年9月

帽子?おふろ?

おやつの前のお楽しみとして、ペープサートやパネルシアターの時間を作っています。今週は大きな帽子の中に様々な種類の動物が順番に入っていくペープサートです。始まる前に「これ、なーんだ?」と帽子を見せてクイズを出すと、「おなべ!」「おふろ!」「ふね!」という答えが返ってきました。子どもたちは一人ひとり違う視点で物事を見ていますので、面白い発想が生まれてきます。お楽しみの時間だからこそできる言葉のやりとりを楽しんでいけたらと思います。(ぱっそ 並行通園部)

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指先の運動

指先を上手に動かすことができると、お箸や鉛筆、ハサミなどの道具をうまく使いこなすことができます。そのために朝の会で、グーチョキバーの指の動きをする手遊びをしています。すぐにできなくても繰り替えし手遊びをする中で覚えていけばいいのです。最初はどの指を伸ばせばいいのかわからなかったこども達が、何日も繰り返していくと、先生の見本に合わせて上手になっていきます。(療育広場 ぱっそ)

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作品集

折り紙の課題の時間だけでなく、彼は自由遊びの時間にも折り紙で遊んでくれました。その時間でたくさん作った魚たちは見本で壁に貼り付けた魚を真似して、彼も壁につけて自分だけの作品集を作ってくれました。また、この作品集を個展のように先生を連れてきて一つ一つ紹介してくれる場面も見られました。彼がたくさん作品を貼りつけられるように磁石を用意するなど、一緒に時間を共有することができました。こうした子どもの作品への愛着を大切にしていけるようにいきます。(ぱっそ 中田教室)

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読みきかせ

先生に絵本の読み聞かせをするお子さんの姿です。ある一冊の絵本がお気に入りで、ぱっそに来るとすぐに「先生、読んで!」と持って来ます。今日は自分から絵本を開き、絵本に出てくるおばけになりきりながら先生に読み聞かせをしてくれました。同じ絵本を繰り返し読んでいるうちに、自分から先生の声に合わせて台詞を言ったり、「次は〇〇だよ」と場面の説明をしてくれたりと反応が少しずつ変化してきました。「もう一回読んで!」の発信を受けとめ、絵本の世界を共に楽しむ時間を大切にしていきます。(ぱっそ 並行通園部)

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絵の具遊び

普段では止められてしまう「壁に塗るという大胆な遊び」を、中庭のフェンス全部にダンボールをつけることで、今回経験することができました。素手で絵の具を触ることは普段はできないので、最初は躊躇していたこども達でしたが、次第に絵の具が手や足、体につくことに慣れ、次第に汚れることも気にせず、ダンボールを色付けるこども達でした。たまにはこうした活動もいいものです。(療育広場 ぱっそ)

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線路の手順表

先日、自分の手順表で子ども自身に計画してもらった手順表についてお伝えしましたが、今回は支度の絵カードを終わったところで絵カードの下部分に丸をつける予定でした。しかし、彼は大きく丸(1つ1つの丸のこと)を書いたときに「線路みたいだね」とお話してくれました。そこで、絵カードの位置を大きく離し、大きな丸がかけるようにしました。彼にとって、絵カードの下に丸がつくよりも、線路に見立てることで支度をスピーディーに終わらせることができました。「次は山手線です!」と支度も子ども自身の発想で新しいやり方を見つけてくれます。こうした子ども自身の発見を大切にしながら、発見に寄り添うことも忘れないようにしていきます。(ぱっそ 中田教室)

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線を見て切る

線をよく見てはさみを慎重に動かしているところです。はさみを使う前にはさみの受け渡し方、扱い方をおさらいしていますので、子どもたちも丁寧に扱おうと真剣な表情で製作に取り組んでいました。指先に意識を向けることにより、どうやって手を動かすと良いのか想像することができます。手先の操作性を高めるために生活の中でも、靴下を履く、お菓子の袋を開ける、ハンカチで手を拭くなど細かい部分に気を配る練習をしていきます。(ぱっそ 並行通園部)

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マラカスづくり

運動会で応援に使うマラカスを作っています。ペットボトルにカラーテープをつけて装飾をして、その後、綺麗なビーズを中に入れます。簡単ではありますが、立派なマラカスが出来上がります。明日以降、朝の会で運動会のうたに合わせて練習をしていきます。運動会当日までに、こども達がどれくらい上手にマラカスを使いこなすか楽しみです。(療育広場 ぱっそ)

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時間の伝え方

「○分まで」というのは、子どもにとって「6」が30分であることが分からないと伝わりません。 そこで、時計の6の部分にシールをつけてひと目みてわかるようにしました。こうすることで、時計を見るとシールを意識して見ることができます。子どもたちも時計を気にしながら「あとちょっとだね」と先生に教えてくれる場面もみられ、終わりの時間を意識してくれていました。具体的にシールなどを使い分かりやすい伝え方をしていきながら、時間を意識していけるようにしていきます。(ぱっそ 中田教室)

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巻きつける

とんぼ製作で、とんぼの胴体にひもを巻きつけています。「巻く」という作業には、片手を動かさずにもう片方の手をぐるぐると回し、巻きつけたひもが外れないようにおさえるといういくつかの要素が含まれています。子どもたちがうまくできずに困っているときは、先生がやさしく手をそえて一緒に動かし、体の使い方がわかるようにお手伝いをしています。一人一人巻き方が違いますので表情豊かなとんぼができました。(ぱっそ 並行通園部)

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