療育日誌 - 月別アーカイブ 2018年9月

こどもの遊び

パソコンを前に、左手でスマートフォンを持ち、右手でマウスを操作します。我々がこどもの頃には、こうした遊びはしませんでした。時代の流れに沿って変わるこどもの遊びを敏感に感じ取り、こどもの遊びに近づくことが、支援をすることの一つだと考えています。(ぱっそ 並行通園部)

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友達

「〇〇ちゃんが行くから、私も行く」という気持ちで、二人で一緒にトイレに向かっています。こども達は遊びの最中でも、友達と一緒だとすんなりと行くことが少なくありません。こども達がやる気をもって行動できるよう、促しをすることがとても大事です。(療育広場 ぱっそ)

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保護者勉強会(コミュニケーション1)

保護者研修会を行いました。子育ての中で、こどもが自分の思いを曲げなかったり、指示が通りづらかったりといった際に、どのような関わりや声かけをしていくことが良いのか話し合いました。土曜日の開催でしたので、お父さん方のご参加もいただき、男親から意見もいただきました。(児童発達支援 ぱっそ)

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シール貼りの狙い

白抜きにシールを貼ることで、背景の色とシールの色が同じになることを理解することと、そのために、指定された場所に正確にシールを貼ることが、今日の活動の狙いでした。見比べて、正確に指先の操作行うことは、食事場面での食具操作、着脱位の際のボタン操作、排泄の際の始末といった生活に必要な力につながります。それぞれの、こどもの成長段階に合わせて活動を選んでいます。(ぱっそ 中田教室)

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気持ちをほぐす

ひらがなの五十音を組み合わせて、ことば遊びをしています。「そるよとかちこい」と意味はない文字の並びではありますが、先生が面白おかしく読むと子どもたちの楽しげな笑い声が響きました。遊びを心から楽しむことで、日ごろ無口なお子さんも緊張がほぐれ、気持ちが声となって出てくる場面が見られました。ぱっそでは、登園してすぐと活動終了後に自由遊びの時間を設けてありますので、思い切り遊ぶことができます。子どもたちにとって気持ちがほぐれたり、体を休めたりとリラックスして過ごす時間となっています。(ぱっそ 並行通園部)

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国旗の塗り絵

運動会の飾り付けにこども達のお手製の国旗も万国旗として使いますので、午前の活動として塗り絵に取り組んでもらいました。運動会では、先日お伝えした応援用のマラカス作り同様、こども達自ら製作したものを使って盛り上げます。(療育広場 ぱっそ)

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丸のない手順表

以前、子どもたち一人ひとりに合った手順表のお話をしました。支度ができたら「丸」がつくことでやったことも明確になりますが、それができるようになってきたら、予定の流れとしてできるようになっていくために、今回はホワイトボードに手順表を移行してみました。彼は、ノートを持って写真の「のーと」を指さし、新しい手順表に気づいてくれました。その後、丸をつけなくても自分から支度を終えることができました。子どもたちの「できる」が増えていくことに喜びを感じつつ、支援を減らしても子どもたち自身の力になるようにしていきます。(ぱっそ 中田教室)

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はさみ

ぱっそでは右手用と左手用のはさみを用意してあります。刃の合わせが左右逆になっていますので、利き手に合わせて使うことで線を見ながら切ることができます。まだ利き手がはっきりと決まっていないお子さんもいらっしゃいますので、保護者の方と相談しながら左右どちらのはさみを使うかを決めています。はさみを製作時に繰り返し使うことで手の開閉もスムーズになり、使い方も上達していきます。(ぱっそ 並行通園部)

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距離感2

風船あそび用の天井から吊るした紐に、ジャンプをして触ろうとしている彼に先生が声かけをしています。最初は先生にだっこをしてもらい手を伸ばしていた彼に、声かけをしながら少しずつ先生は後ろに下がり、写真の距離をとりました。その結果、一人で綺麗なジャンプをして紐に手が届きました。こどもとの距離をとった支援の一つです。(療育広場 ぱっそ)

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机の大きさ

中田教室には大きさの違う3つの机があります。この大きさにも意味があり、道具を目一杯広げながら課題をする子どもが大きい机を使っています。中くらいの机は大きい机ほどではないですが、道具を使いながら課題に向き合う子どもが使っています。小さめの机はあえて道具を少なめで課題に集中する子どもに使っています。子どもの課題によって机の大きさも考えながら、子どもが気持ちよく課題に取り組めるように用意しています。(ぱっそ 中田教室)

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