療育日誌 - 月別アーカイブ 2018年8月

すごろくあそび

先生とすごろく遊びをしています。サイコロを投げて出た目の数だけ、自分のコマを進めているところです。サイコロの目はいくつなのか、黒丸を数えて確認し、三が出たならコマのおいてあったところから「いち、に、さん」と数えながらコマを動かします。しかし、コマの置いてあるところを「いち」と数えてしまって、カウントが上手くいかず、二マスしか進めなかったり、目と手が上手く連動せずに四マス進んでしまったりすることがあります。コマの置いてあるとことを「ゼロ」と数えて、進む数を間違えないように先生がサポートしたりして、ゴール(あがりの地点)まで導きます。すごろくの盤には、色々な指示も書かれていて、なかなか高度なアナログゲームです。子どもたちと一緒に遊ぶことで、子どもたちが遊び方を覚え、数人の友だちと場の共有をしながら遊べるようにしていくことも私たちの大切な役割りです。(ぱっそ 並行通園部)

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おもちゃ消毒チェックシート

こども達が安心して遊べるように、先生達はおもちゃを定期的に消毒しています。ぱっそには沢山の種類のおもちゃがある為、どのおもちゃをいつ消毒したのかわからなくならないように「おもちゃ消毒チェックシート」を作り、確認しながら消毒をしています。(療育広場 ぱっそ)

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見て真似る

真似ることで、折り紙も折り方を覚えることができます。そのため、わかりやすく先生も一緒に折って見せています。こうした見て真似ることは、折り紙だけでなく、ごはんの食べかた、お着替えの仕方、おもちゃの貸し借り等にも必要な学習を重ねていくスキルになります。(ぱっそ 中田教室)

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型抜きの力加減

粘土をのし棒で平たくし、型抜きで形を切り抜く遊びをしました。型抜きは、上から強い力をかけて押さえつけないときれいに形を抜き取ることができません。手の力が弱いときは、両手を使って型を押さえますが、体温で軟らかくなった粘土は形が崩れやすく、思うように形を切り離すことができないこともあります。しかし、子どもたちはクッキーをつくるように色々な形を試し、少しずつ上達していきました。力加減が難しい型抜きあそびですが、できた作品をお迎えの方に見せることが励みとなり、根気良く何度も挑戦して作品を作っていました。(ぱっそ 並行通園部)

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すくう

スコップを斜めに差し込み、集めてすくうといった動作をとる事でおはじきをすくう事ができます。しかし、その動作がまだ難しく、先生が容器を少し傾けるとおはじきが集まり、こどもは上手にすくう事ができました。こういった動作を覚え身につけていくと、スプーンでご飯をすくう時に活かされ、自分で上手に食べる事ができるようになっていきます。(療育広場 ぱっそ)

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保護者勉強会(身辺自立)

保護者の皆様向けのお子さんの身辺自立についての勉強会を開きました。3つのぱっそのお父さんお母さんの参加をいただきました。食事排泄着脱について、ぱっそでこども達にどのように療育を行っているか、またどんな関わりのポイントがあるのかをお話しさせていただき、お子さん達の具体的な姿について相談をしました。今回の勉強会も参考にしながら、こども達を育てて行きましょう(児童発達支援 ぱっそ)

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靴下の着脱

『裏表がひっくり返らない脱ぎ方』=「かかとから脱いで、つま先を持って引っ張る」練習しています。これは、靴下を上手に履くための事前準備につながっています。靴下を履くことは脱ぐことより難しく、履くときにかかと部分や、つま先部分が分からなくなってしまうと、倍の時間がかかってしまい、子どもたちの集中が続きません。すんなり履けるとそこに労力をかけずにすみますから、活動から活動への切り替えもスムーズにできるようになります。上手くいくための事前準備も練習を重ねることが必要です。(ぱっそ 並行通園部)

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冷水拭②

体調不良などでプール遊びがお休みのこども達は、室内で先生と一緒に冷水拭をします。先生は、タオルで体を拭く時に「足を拭くよ」「次は手だね」などと声掛けをしていきます。体の部位を直接触ってもらい、それがどこであるか言葉で教えられることにより、その場所の呼び方がわかっていきます。(療育広場 ぱっそ)

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指先

机上の課題だけでなく生活スキルについても練習をします。お母さんがつけてくれた上靴のかかとの紐を、先生と一緒に指に引っ掛けています。指に引っ掛けて引っ張るこでかかとが上靴に収まります。こうした生活スキルは体感的なコツの習得も必要になりますので、じっくりと取り組みます。(ぱっそ 中田教室)

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あそび心

粘土あそびのときに使う道具を双眼鏡にして見ているお友だちがいました。「そうやって使うものではないよ」と言いたいところですが、『あそび心』が感じられ、ついつい写真に収めてしまいました。『道具を指示通り忠実に使う』ということも、もちろん大切なことなのですが、『あそび心がある=心にゆとりがある』ということは人生を豊かにすることにつながっていると思います。ぱっそでの時間を楽しんでくれていることが伺えて、嬉しい限りです。(ぱっそ 並行通園部)

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