療育日誌 - 月別アーカイブ 2018年8月

がんばりを見守る

自由遊びの時に、お弁当箱のおもちゃで遊んでいるお子さんがいました。(お弁当箱のおもちゃは、卵焼きや、たこさんウインナーなど可愛らしいおかずが入っているおもちゃです。)おかずの一つにえびフライがあり、えびに衣を被せるようになっているのですが、衣が小さく袋状になっていますので、手先を動かして四苦八苦しても、なかなか上手くいきません。自分でやりたい気持ちが強く、諦めずに何度も挑戦していましたので、先生も手伝ってあげたい気持ちをグッと堪えて見守り、うまく入ったときに「がんばったね!」と声をかけ、ねぎらうようにしました。「困っているみたいだな」と思っても、状況を見て、子どもたちの思いを察しながら対応するようにしています。(ぱっそ 並行通園部)

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自ら作る

石に自らマジックで色付けをしています。水遊びをする際に、プールの底に沈んだ石をとるあそびの教材です。用意されものではなく、自分でつくったもので遊ぶという経験も積ませていきます。そうした経験が、自ら楽しみを見いだせることにつながってもらいたいと思っています。次回のプール遊びが楽しみです。(療育広場 ぱっそ)

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やることカード

お支度の際に遊びたいことがあって、なかなかスムーズにお支度が終わりません。そんな時はカードの登場です。おしゃべりもできますし、よくわかっていこどもであっても、ちょっとしたアイテムを使ってお支度を促すと、気持ちを切り替えることができます。できるとそのカードを先生に渡して、満足げな表情を浮かべていました。(ぱっそ 中田教室)

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パネルシアター

おやつの前にパネルシアターを楽しみました。「パネルシアターって何?音楽は流れないの?」と興味津々に聞いてくるお子さんもいました。カレーができるまでを歌いながら、ボードに絵を貼り付けていくのですが、「次は何の絵が出てくるのかな?」とわくわくしながら見ていました。楽しみなことがあると気分も上がり、次の活動にも意欲的に取り組むことができます。ぱっそでの時間が、子どもたちの心のオアシスになればと思います。(ぱっそ 並行通園部)

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距離感

昨日の療育日誌で、適切な距離で支援をすることが大切だとお伝えしましたが、ブロック遊びでも同様です。こども達の自らの遊びを阻害することなく、しかし、ちらっと先生に同意を求めることに確実に応えるため、また、ほんの少しのお手伝いをしてブロックで造形することを手伝うために、どういった距離感をとるかを考え療育をしています。(療育広場 ぱっそ)

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スケジュール2

こども一人一人の成長に合わせて、支援を行っています。こどもにとってわかりやすく伝えることが基本ですから、今回はおしたくについて写真カードと、ひとつひとつできた時にマル印をつけることで、やりとりをしています。こうすることでおしたくの手順を忘れることなく、こなすことができます。(ぱっそ 中田教室)

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かぶとむし製作

はさみ・水のりを使ってかぶとむしを作りました。作品の出来上がりがイメージしやすいように・安心して作品作りができるように、見本を示すようにしています。見本があっても、自分の貼りたいところに自由に貼るところが楽しみなところであり、個性が光る作品となっています。出来上がったかぶとむしは、エントランスの天井をゆるゆると飛んでいますので、ぜひご覧ください。(ぱっそ 並行通園部)

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自分の力で

4月に入園した時には先生に一緒に手伝ってもらっていたことも、一人でできるようになってきています。写真は朝の支度で自分のロッカーに通園バックをしまっています。先生は近からず遠からずの距離で、彼が自分の力でバックをしまえるよう見守っています。適切な距離感で支援をすることが大切です。(療育広場 ぱっそ)

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スプーン操作

こども達の生活をみていると、ハンカチを折りたためない、うまくお菓子の袋を開けることができないなど、まだ練習が必要なことがたくさんあります。小学校入学までに自分のことは自分でできるよう、練習を重ねていきますが、ひとりひとりの器用・不器用さがどういったものであるのか、まず見極める必要があります。見極めていくと、できると思っていた操作があまり上手でないことがあります。今回も丁寧に正確にスプーン操作の練習をしていきました。(ぱっそ 中田教室)

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手のマーク

手と膝の位置を確認しながら、四つばい(赤ちゃんがハイハイする動き)の練習をしています。何もないところで四つばいをしてみると、膝をつけずに高ばい(両手を床につけ、足がピンと伸びたまま前に進む動き)で進んでしまったり、速く動いてしまって四つばいの形が崩れてしまったりします。『手のマーク』があることで手の置き場所がわかり、目でマークを追いながらマークに手を重ね、スローペースで行うことができます。意識して身体を動かせるようなるために、ひとつひとつの動きを大切にしています。(ぱっそ 並行通園部)

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