療育日誌 - 月別アーカイブ 2018年8月

好きな方法で

ここしばらく、スケジュールカードや手順表についての療育日誌を挙げていますが、こどもひとりひとりによって使い方は異なります。先生が一方的に示すのでなく、こども自身がどのように使えば、物事の流れがわかりやすいのか、こども自身に決めてもらう必要があります。カードや道具は同じでもこどもによって好きな方法で行うことが大切です。(ぱっそ 中田教室)

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療育日誌ができるまで

毎日、子どもたちの活動の様子や生活風景・あそびの時間の姿などを、写真に収めています。その写真を基に、皆さんにお伝えしたい内容を文章にして、療育日誌は出来上がっていきます。皆さんに見せたい姿・お知らせしたいことは山のようにありますが、一日一つのエピソードしか、療育日誌に載せられませんので、どの写真にしようか、どんな風に言葉にすれば伝わるかと、つたない文章を並べています。しかし、療育日誌を書いていますと、日常のありふれた、当たり前のようなことが、可愛らしく愛おしさを感じ、子どもたちの生命の力強さが書く手を進めてくれます。今後も子どもたちの姿をたくさん発信していきますので、療育日誌をご愛読ください。(ぱっそ 並行通園部)

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あそび方2

不安定なブロックの塔を作っています。積みあがったブロックを壊すことが楽しかった彼ですが、こうして積み上げる手先の器用さと、集中力がついてきたことがとても嬉しいです。この写真の後、もっと高く積み上げることもできていました。(療育広場 ぱっそ)

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課題の手順2

昨日と同じように課題の手順のお話です。写真の彼女もおしゃべりでやりとりができます。しかしその日の気持ちによっては活動ができないこともあります。今日、手順が示されると、やる気が湧いて課題に取り組むことができました。その日その日のこども達の気持ちに応じて支援ツールを使います。(ぱっそ 中田教室)

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読み聞かせ

園長先生が読んでくれている絵本を、子どもたちは熱心に見入っています。女性スタッフが読み聞かせることが多いので、いつもより低いトーンでの読み聞かせは、新鮮に感じたと思います。同じ本を読み聞かせても、読み手が変われば、絵本の見せ方・ページのめくるタイミング・余韻の残し方・声の強弱・高低差なども変わりますから、違う世界観で絵本を見ることができ、感じ方も違ってきます。いろんな人の読み聞かせによって、豊かな心を育んでいけたらと思います。(ぱっそ 並行通園部)

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遊び方

機関車を手で押して動かすことを上手にしています。以前は投げてしまったり、上手に遊べなかったこどもがこうして遊べていることに、大きな成長を感じます。こども達が初めて見るものに興味を示し、それがどういったものであるのか理解することで遊ぶことができます。通園しているこども達はその期間が長いこども達ですから、先生が遊び方も教えていきます。(療育広場 ぱっそ)

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課題の手順

本日の課題について、できたところでひとつずつ花丸カードを貼って確認をしています。写真の彼はおしゃべりもできますが、言葉だけだと、次にやることを忘れてしまうこともあります。こども達の成長に合わせて、まずわかりやすく支援をして忘れることが少なくなった時点で、支援を少なくしていくことが大切です。(ぱっそ 中田教室)

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「水が使えない」ということ

今日は、施設整備の都合上、『水が使えない』という時間帯があり、その時間帯に登園時間が丁度重なってしまい、水が無い中で、生活することになりました。「子どもたちは、いつもとは違う状況下で、不安になったり、不都合を感じたりしないだろうか?」と、考えられる物事に対しての備えを万全にしていたのですが、はじまりの会の中できちんと話をしておいたところ、何の違和感も無く、すんなりとこの状況を受け入れて生活をすることができました。水が使えないということは、トイレの水が流せない・手が汚れても洗えないということになり、生活の大切な部分が欠けることになります。その代用方法として、溜めた水をトイレで使ったり、ウエットティッシュで手を拭いたりすることになりましたが、伝え方一つでこんなにも受け入れよく、生活することができるんだと、順応性の高さに驚かされました。(と同時に、改めて水のありがたみを感じた一日となりました。)(ぱっそ 並行通園部)

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石を拾う

先日色をつけた石をプールに入れて遊びました。こども自身が色付けした物ですから、興味を引いてくれたでしょう。水の中の石の触りごごち、プールから取り出した時の水のしたたり具合などを感じ取ってくれたと思います。水遊び用の玩具だけでなく、自然にあるものを意識して手に取ってみる経験も大切ですね。(療育広場 ぱっそ)

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生活力

課題の他にもこども達が学習することがあります。写真のように袋を逆さまにして物をだすことも、大事な生活力の獲得になります。先生が袋からだして課題を提示するだけでなく、こどもの成長に合わせて、付け足しの「考えさせる」課題をその場で提示することもあります。生活の中での力をつけていけるよう支援をしています。(ぱっそ 中田教室)

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