療育日誌 - 月別アーカイブ 2018年10月

読み聞かせ

こどもの理解と興味に合わせて、先生がマンツーマンで絵本の読み聞かせをします。この時間は、絵や音の繰り替えしに面白みを感じ、またストーリーに入りこみ、言葉や言い回しを覚えること、想像や連想をうながします。併せて、姿勢良く聞くこと、絵本のどこを追うのか等、聞いたり見る体勢の練習にもなっています。時に先生の膝に入れて読み聞かせをするなど、ゆったりスキンシップの時間にもなります。(ぱっそ 中田教室)

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ちょうど良い力加減

製作でタンポ(スタンプする道具)を使い、きのこの傘に水玉の模様を付けました。タンポの先は柔らかい布でできていますので、打ち付ける力が強いと色が濃くて大きな丸、弱いと色が薄くて小さめの丸ができあがります。中には力加減の調節が難しい子どももいますが、先生が後ろから手を添えて一緒にタンポを動かすことで「ちょうど良い力加減」を身をもって感じ取ることができます。力の加減ができるようになると、道具をやさしく丁寧に扱えるようになっていきます。(ぱっそ 並行通園部)

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季節にちなんだ製作

ハロウィンです、季節にちなんだ製作をしました。おばけはおばけでも、こども達がいつも見ている絵本の中から、登場してきたおばけです。普段行なっている療育の中から関連した題材を使うことを大事にしています。(療育広場 ぱっそ)

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サポート

ほんのちょっとしたことですが、先生が用紙を手で押さえて、お絵かきをしやすくしています。まだ小さい彼ですから、左手で用紙を押さえることは、まだ気がつきません。用紙を押さえることができてくれば、先生のちょっとしたサポートは終了します。ちょっとしたサポートを、こどもが気づかないように行い、知らない内に終了させることが支援をしていく醍醐味です。(ぱっそ 中田教室)

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慎重に

部屋でお弁当を食べ終わった後、うがいをするために自分のコップに水を入れ、水道まで移動する子どもがいました。コップには半分以上水が入っていますので、こぼさないためには手元を見ながらゆっくりと歩くことが求められます。また、水道までの道のりには段差がありますので、転ばないためには足元にも注意をむける必要があります。手元と足元の両方を気にしながら慎重に動くことで一つ一つの動きはより丁寧になり、「水をこぼさないように水道まで移動する」という目標を確実に達成することができました。(ぱっそ 並行通園部)

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横に並んで

大型絵本の読み聞かせです。こども達が横一列に綺麗に並んでいます。座る場所の理解のためシートを敷いて、どこに注目をするのか、おしゃべりはしないで見ること等、じっくりと伝えてきた甲斐がありました。一つの活動を分解して丁寧に伝えていくことで、こども達はできることが増えていきます。(療育広場 ぱっそ)

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すごい動物園

課題が終わってブロックで遊んでいる時に、高いタワーを作っていた彼が急に「待って!」と言って作ったのが、「すごい動物園」です。彼は「この動物園は高くてすごい、動物もいっぱいいるからすごい、僕が作ったからすごいんだよ」と紹介してくれました。課題の終わったひと時に見せてくれた超大作を見て、子どもの発想力に改めて感動しました。(ぱっそ 中田教室)

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角と角を合わせる

折り紙を半分に折るには、二ヶ所の角を合わせる必要があります。片方の角を合わせて押さえながら、もう片方の角を合わせるという複数の動作が含まれているので、目と手の動きをうまく連動させられるかがポイントとなります。子どもから「どこの角と合わせて良いのか分からない」という発信があった時は、丸などの印をそれぞれの角につけることで、合わせる場所を目で見て確認できるようにしています。『角と角を合わせる』ことに意識を向けられるようになると、折り紙の完成度も高まっていきます。(ぱっそ 並行通園部)

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秋の遠足

天候が心配でしたが、予定通り遠足に出かけることができました。日本平動物園園内に入り、1日のスケジュールの説明中です。

じっと、ロッシーを見つめるこどもたちでした。

ご家庭で用意していただいたお弁当の時間です。こども達もよく食べていました。

帰りの会です。途中で2回ほど小雨がありましたが、最後まで予定通り遠足ができました。(療育広場 ぱっそ)

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やり方を知る

前回、先生と一緒に行ったことで洗濯バサミを開くときの指の動かし方や力加減が分かり、今回は一人でチャレンジ中です。力が少し弱い彼は自分で考えて両手を使って洗濯バサミを開いています。同じ教材でも先生と一緒に行うことから始めていき、やり方を知っていくことで補助を減らして一人で「できる」ことを増やしていきます。

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