療育日誌 - 月別アーカイブ 2018年11月

高度な作業

見本の目と口を見て、真似をして描いています。簡単なことのように見えて、なかなか高度な作業です。目でみた絵柄の位置と大きを覚えて、そのイメージを自分が描く場所にバランスよく配置する必要があります。しかもペンという道具を強くすぎず弱すぎず持ち、ペン先を操作することが求められます。こういった視点でこども達の活動に接していますので、ゆっくりじっくり活動にいそしんでいます。(療育広場 ぱっそ)

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握る

シールをつまんだり、糊を指先で塗ったりと手先の細かい動作は生活の中で必要になりますから、ぱっその活動の中で手先の活動を行っています。それと同じように物を持つ、つかむ、握るといった指全体を使った動作も練習していくことが大事です。生活の中で必要な動作を、活動にとりいれて経験を重ねていきます。(ぱっそ 中田教室)

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どんぐり狩り

前回お伝えした手をつないで歩く活動の次は、いよいよどんぐり狩りに出発します。片方の手でどんぐりを押さえ、もう片方の手で洗濯ばさみを開くという二種類の動きを同時に行うことで、どんぐりを床に落とさず収穫する事ができました。手先、指先を意識して使う活動を繰り返し取り入れながら、手先の操作性を高めていきます。(ぱっそ 並行通園部)

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お掃除

先生とブロックでつくったタイヤ付きの道具を見て、彼はひらめきました。その道具の先をロッカーの中に入れて動かし、その後、室内をくまなくタイヤを転がして移動します。きっとお掃除をしているお母さんの真似をしていたのでしょうね。(療育広場 ぱっそ)

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重さを感じる

小さくても1kgの重さのあるボールです。重さに合わせて手のひら、手首、肘、腕と力を連動することで持ち上げることができます。比べるという課題の一つですが、目に見えない、体に感じる感覚を読み取る活動です。(ぱっそ 中田居室)

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呼吸を合わせて

友だちと手を繋いで歩く練習をしています。手を繋いでいるので、二人がお互いに呼吸を合わせて歩くことがポイントとなっています。「年長さんと年少さん」のように、学年の違う子どもをペアにしていますので、年上の子どもが年下の子どもの歩幅に合わせながら、歩く方向へとリードしてくれる頼もしい姿を見ることができました。(ぱっそ 並行通園部)

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活動を考える

先生達は、こども達が普段の生活で転ばず上手に足を運ぶためには、どのような活動にしたら良いのか日々考えます。足を上げて歩くよう、ハードルを用意しました。また片足ずつの足跡マットが歩きやすいのか、両足の足跡マットを置いて、その都度足を揃えてハードルをまたぐことが歩きやすいのか、試行錯誤をしてこども達の成長を促しています。(療育広場 ぱっそ)

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狙って

写真を撮る私へ向かって、ぜんまい仕掛けの車を上手に狙います。我々スタッフが同じように狙っても、まっすぐに目標に到達することが難しい距離です。彼は、適度に車を床に押してゼンマイを巻きます、どこを狙うかその先を見据えて、そっと放します。こどものちょっとした遊びの中にも、こういった工程があります。(療育広場 ぱっそ)

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装飾の場所

居心地の良い館内にするため、可愛らしい装飾も必要です。可愛らしいのですから、こども達も手に取ってみたくなることも当然です。しかし、これらの装飾は触らずに見て楽しんでもらいたいと考えています。まだ年齢的に幼いこども達も多いので、見て楽しむことをわかりやすく伝えるために、手が届かない場所に装飾をすることもしています。(ぱっそ 中田教室)

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線を引く

どんぐりの帽子に模様をつけています。八つの点の中から同じ色の点を探し、線で結ぶという二つの作業を組み合わせていますので、子どもたちは手元をじっくりと見つめながら慎重にペンを動かします。ペンの先をどこに動かせば良いのかを意識しながら描くことで、まっすぐな線を引くことができるようになっていきます。(ぱっそ 並行通園部)

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