療育日誌 - 月別アーカイブ 2018年11月

声かけから意識する

「お背中ピッ、手は横に」という先生の声かけと共に、彼は背中からつま先まで意識して姿勢を直しました。彼は、背筋を伸ばすこと、足をそろえること、手を体の横につけることができています。また、意識を向けているからこそ指先をピンと伸ばせています。ちょっとした声かけが、背筋や指先まで意識を向けるためのきっかけになります。(ぱっそ 中田教室)

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着席

手を膝の上に乗せ、姿勢を正して先生の話を聞いています。良い姿勢で座る事で気持ちも整い、落ち着いて活動に参加する事ができます。目に入りやすい上半身だけでなく、机の下に隠れてしまう下半身にも子どもたちの努力が表れています。(ぱっそ 並行通園部)

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こどもの目線2

10月に掲載した「こどもの目線」の続きです。これは車両基地でしょうか? こうしてフロアぎりぎりで見ると、迫力のある光景です。こどもと同じ目線になることが療育の始まりです。(療育広場 ぱっそ)

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背筋を伸ばして座る

今日は彼と一緒に、背筋を伸ばして手を膝に置く座り方を練習しました。その後の活動では、彼は自ら意識して写真のように座ることができていました。これからも背筋を伸ばす座り方の練習をして、身に付くようにしていきます。(ぱっそ 中田教室)

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おやつの時間

おやつの時間に、「どっちの水筒が大きいでしょうか?」と水筒の大きさ比べをしています。様子を見ていた同じ机の子どもたちも、「こっちの方が大きいよ」「ぼくのも比べてみて」と大きさ比べに参加し、先生を介しながら友だち同士のやりとりを楽しむことができました。同じ机でおやつを食べることで場の共有をする経験を積み、時にはやりとりの手助けをしながら、友だちとの関わりの場をつくっています。(ぱっそ 並行通園部)

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行為の意味

写真カード集を見て、今から遊ぶ玩具を選んでいます。これは見た目でわかりやすく、言語の表現がまだ難しくても、自分の遊びたい玩具を先生に伝えられる一つの手段です。併せてカードをめくる手先の操作の練習にもなっています。こどもの行為のひとつひとつの意味を把握して、療育を行うことが必要です。(療育広場 ぱっそ)

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手遊び

手遊びも療育の一つとして取り入れています。指先をしっかりと伸ばしたり、先生の真似をして動かすことは、生活動作を覚える上で必要不可欠なことです。指先を縦横無尽に動かすことで鉛筆を持ち文字を書く、お箸を使って食事をする、糊を上手につけることができます。そういった操作の基礎練習として、楽しみながら手遊びを行なっています。(ぱっそ 中田教室)

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おてふき

ちぎった画用紙に指でのりを塗り広げ、紙コップに貼り付けています。中にはのりのベタベタとした感触が苦手な子どももいますので、手をぬぐうことができるように一人一枚ずつおてふきを用意しました。「すぐにのりを拭き取れる」という安心感があることで、のりに触れることへの抵抗を少しでも和らげられるように配慮しています。子どもたちの苦手を受け止めながら、活動に取り組みやすくなるような道具の準備を行っています。(ぱっそ 並行通園部)

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見守る

口の小さいペットボトルには簡単には入りません。しかし試行錯誤をして砂を入れようとする彼を見守りました。一人で勝手に遊ばせるのではなく、必要な声かけをしながらも、自ら考えチャレンジできるように促します。こどもの成長を願う職員としての醍醐味です。(療育広場 ぱっそ)

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特別なパズル

ジグソーパズルも教材の一つです。ただジグソーパズルは、ピースと同じ形が、台紙にもあることが少し難点になっています。ピースと台紙のピースの形を合わせることも一つの遊び方ですが、「形あわせ」だけをしたくなるこどももいます。自分が気づかない遊び方を知ることも大事なことです。ジグソーパズルの全体像を見て、一つ一つのピースの場所を探す遊びを狙いとするために、正方形のピースで台紙にはピースの形がありません。(ぱっそ 中田教室)

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