療育日誌 - 月別アーカイブ 2018年11月
2018/11/22
握り方
鉄棒でのぶら下がりを活動に取り入れました。両手でしっかりと体を支えるために、親指を下にして鉄棒を握ることがポイントです。活動に取り組む前には、実際に手で鉄棒を握る形を作ってみることで、指の動かし方を体験します。正しい握り方を身につけることで腕に力が入り、ぶら下がりの姿勢を維持できるようになっていきます。(ぱっそ 並行通園部)
2018/11/22
ぼくも
友達が、先生に櫛を使って髪の毛をとかしてもらっていました。見ていた彼は、すかさずやってきて身をかがめました。「ぼくもやって」のアピールでした。小さなことでも、こどもの「やって」に応えることがやりとりの基礎になります。(療育広場 ぱっそ)
2018/11/21
塗る場所
「糊を塗って」という声かけには、適した場所に塗ると言う暗黙の了解が込められています。しかし暗黙の了解はわかりづらいものです。塗る場所を写真のように示してあげることが、わかりやすくなります。(ぱっそ 中田教室)
2018/11/21
両手を使う
複数の点の中から二点を選び、直線で結ぶ活動をしています。ペンを持つ手とは反対の手でしっかりと紙をおさえていますので、まっすぐな線を描くことができました。両手を意識して使えるようになると、かばんのチャックをおさえながら閉めたり、紙をしっかりと持ちながらはさみで紙を切れるようになったりと、生活の中でできることが増えていきます。(ぱっそ 並行通園部)
2018/11/21
まねっこ
友達同士でおいかっけをしていたところ、ごろんと寝転んだ友達の真似をしていました。先生達が設定した遊びではありませんでしたが、お互いが意識をしあって「まねっこ」ができました。来年度就園を迎えるこども達は、大人との関わり合いから、こども同士の関わり合いへと成長をしていきます。(療育広場 ぱっそ)
2018/11/20
ペースを合わせる
彼はトイレから机に戻る間、先生と手をつなぎ歩いて戻ることができました。手をつないで歩くことは、普段お散歩などで当たり前にしていることですが、相手のペースに合わせる力が必要であり、集団生活にもつながってくる大切な力です。短い距離でも繰り返し先生と手をつないで歩くことで、相手のペースを合わせる経験を積み、集団生活に活かせる力を伸ばしていきます。(ぱっそ 中田教室)
2018/11/20
遊びの中で
粘土をちぎり取る時や、お菓子の袋を開ける時など、手先、指先を使う場面は多くあります。手先、指先の力をつけるためにはどうしたら良いのかを考え、弾力のあるボールを握ったり放したりする手の動きを自由遊びの中でも取り入れてみました。ぱっそでの生活の中で子どもたちの苦手としていることを見つけ出し、「少しやってみようかな」と思えるような方法を提案して、先生と一緒に経験しながら力を伸ばしていきます。(ぱっそ 並行通園部)
2018/11/20
避難訓練
津波や浸水被害想定として、近くの協立電機社屋へ避難訓練です。外階段を登り避難開始です。社員さんが先導をして下さいました。
建物内部の階段を避難行動中です。静かに参加中のこども達です。
訓練終了後、社員さんからお菓子のプレゼントをいただきました。
慣れないことには特に緊張が強くなるこども達ではありますが、とてもスムーズに避難訓練をすることができました。日々先生達と手をつなぐことや、ぱっそ室内の防災訓練を続けてきたことの成果がでました。
また、なによりも、お仕事の合間をぬって、昨年に引き続き、避難訓練を温かく受け入れていただきました協立電機様にお礼申し上げます。こども達が安心して通園できる地域にて、療育を行えていることを大変ありがたく思います。これからもよろしくお願いいたします。
2018/11/19
複数の意味
机の上の木片には、三角形、四角、赤、青、緑、大きい、小さいという意味が含まれています。赤で集めれば赤の四角も、赤の大きな三角も小さな三角も仲間になります。三角で集めれば、青の三角も赤の大小の三角も仲間になります。ひとつの木片に複数の意味が含まれることを学習することで、物の見方が豊かになります。(ぱっそ 中田教室)
2018/11/19
共有する
製作でペンなどの道具を使う前にはいくつかの約束事を伝えます。「ペンは一本ずつ使ってね」「友だちの使っている色を使いたいときは『次に貸して』と言おうね」など、小さなことではありますが、全員が気持ちよく製作に取り組むためにはとても大切なルールです。一人一人がルールを守れるように、必要に応じて言葉かけや手助けをしながら、物を共有する力を身につけていきます。(ぱっそ 並行通園部)