療育日誌

待ち時間

2018/05/10

虫探しゲームは、ペアの先生と二、三人のお友だちと行きます。先生が虫のセッティングをしたり、他のお友だちがゲームをしている間は玄関で順番が来るまで待っています。そこで、何をして待つかが課題となります。「早く行きたい、一番に探したい、まだ?いつ?もう?」子どもたちのはやる気持ちをどうコントロールして、長く待った気がしないようにするのか・待てる時間にするのかが、支援や働きかけ・声掛けの重要なポイントとなります。「どんな虫がいるかな?これは何の虫かわかるかな?」と十二種類の虫たちをクイズにしたり、紹介したり、虫を入れる容器を分けたりして待ちます。足りなければ「どの虫が欲しい?」など、話題を膨らめて会話のやり取りを楽しんだりします。『待ち時間』は、子どもとコミュニケーションをとるには絶好のチャンスでもあります。活動の合間の時間も大切にしています。(ぱっそ 並行通園部)