療育日誌

優しくタッチ2

2018/02/07

コースを走った後に、次に走るお友だちにタッチしています。先日お伝えした「やさしくたっち」をお友だちの手に実際にしてみますと、力加減をして気を配ってタッチしている姿が見られました。友だちの手と自分の手を合わせる方法も、タッチするほうの子が相手の手をしっかり見ている場合とタッチされるほうの子が相手の手に合わせる場合と、お互いに見ている場合と、いろいろなパターンがありました。注視したり目を合わせることが苦手なお子さんは、視界に入った情報を頼りに、感覚で手を合わせる場合もあります。上手くかみ合わず、手と手が合わないこともありますが、気を取り直してもう一度、とやり直すことで手を合わせられたという成功体験が得られ、気持ちも晴れやかになり次の動きもスムーズになります。相手を想い、気を配ることは、「気遣う心を育む」基礎になっていきます。(ぱっそ 並行通園部)