療育日誌

折り紙

2017/11/23

折り紙でどんぐりを作っています。二・四・六回折りと段階をつくり、子どもたちのようすをみながら調整しています。「これくらい折るよ」と目の前に見本を見せて折ることができる子、指差しをして大体の位置を示してその先は自分で折り進められる子、手を添えて一緒に折るところまで誘導して折る直前で手を離すと折れる子、などひとりひとり折れるようになる過程はさまざまです。以前もお伝えしましたが子どもたちのあらわれによって支援の方法は異なりますし、成長と共に支援の量も頻度も減っていきます。支援がなくてもできるようになると「自分で」できたことが自信になり、「もっと自分で、なんでも自分で」とやってみたいことも増えて行動範囲も広がっていきます。ぱっそに行ったら、こんな遊びがしたい、こんな歌が歌いたい、箱で何か作りたいなど次々と子どもたちからの想いが聞かれるようになりました。それを実行して、「自分でやったんだ!」という自己実現が叶うと子どもたちの心が豊かになります。今後も活動を通して「心の療育」を進めてまいります。(ぱっそ 並行通園部)