療育日誌

やりとり

2017/09/12

お片付けの時間です。使ったおもちゃは「おもちゃ倉庫」まで運び、お片付けをします。おもちゃ倉庫には先生がいて、先生に運んできたおもちゃを渡します。そこで、やりとりが生じます。実は子どもの近くにはもう一人先生がいて、子どもが倉庫の中の先生におもちゃを渡す時に「どうぞ」と声をかけます。ぱっその中には言葉でのやりとりを学んでいる最中のお子さんが多いので、場面に合った言葉をその都度教えていきます。おもちゃを受け取った先生は、ニッコリ笑って「ありがとう。上手にできたね。」と心を込めて優しくほめます。温かく心地よいやりとりを通じて、子ども達は人と関わる安心感や信頼感を肌で感じます。それが、コミュニケーションの育ちにとって大切な基礎となります。心と言葉の育ちも深く関連しあっていますので、療育の中で大切に育んでいきます。(療育広場 ぱっそ)