療育日誌 - 月別アーカイブ 2021年12月

ことばで伝える

友だちが作ったリボンを見て、自分も作ってみようとしましたが上手くいきません。その時、「作ってあげようか」「ありがとう」とことばをかけていました。自分達でお互いに気持ちの良い関わりことばを使う事ができており、先生は一歩引いて、微笑ましく成長を見守ることができました。(ぱっそ音羽町教室)

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道路に見立てる

机に道路が置いてありましたが、彼は、積み木を道路に見立てて並べ、そこに車を走らせました。教材一つとっても、お子さん一人ひとり見立て方が違います。お子さんに合わせて教材の使い方、提供の仕方を変えることで、教材がなす意味や役割も変わっていきます。(ぱっそ中田教室)

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スモールステップで

水筒の飲み物をコップに移し、コップ飲みの練習をします。コップで飲めるようになるという事は、子ども達の成長に大きなプラスになります。発語や発音、歯並びにも影響します。口唇だけではなく手指の動きなど複雑なコントロールも必要ですから、少しずつ練習を重ねます。それに加え、口唇・口中の感覚の過敏さなども見極め、よりスモールステップで練習をし、その子の頑張りをたくさん褒めます。(ぱっそ中田本町教室)

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きっかけ作り

別々にボール遊びをしていた男の子たちですが、先生が2人で一緒に遊ぶように働きかけたところ、2人は意気投合しキャッチボールが始まりました。友だちと一緒に遊ぶことが楽しいという経験をした彼らは、その後、今度は先生のサポートなしで自分たちで誘い合い、また一緒に遊んでいました。一緒に遊ぶきかっけを作ることで、子ども自身が自分からまた友達と遊びたいという気持ちを持って、関わりにいけるようにサポートしていきます。(ぱっそ音羽町教室)

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上から線を描く2

前回、ボードで線を描いたお子さんです。ボードから机の上に変わっても、段階を踏んだ事で、迷いなく、上から下に線を描く事が出来ました。一人一人に合った教材を考え、次のステップに繋がるようにしています。(ぱっそ中田教室)

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サンタさんのひげ

「サンタさんのおひげは、いくつあるかな?」の声掛けで、白いボールを数えています。小さなお皿があることで、ボールが転がらずに数えやすくなっています。また、季節のイベントを取り入れることで、子どもたちが楽しんで数にふれる工夫をしています。(ぱっそ中田本町教室)

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小さなタネから

何で出来ているでしょうか?飾り付けの前の大きな輪を見て子どもたちは、ヒントを頼りに記憶と知識を蘇らせていました。正解はみんなで育てたアサガオのツルです。子どもたちが飾り付けをし、小さなタネから、世界にひとつだけのクリスマスリースに変身しました。今までに経験した活動が、できる限り途切れてしまわないように配慮して療育を進めています。(ぱっそ音羽町教室)

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考えて作ってみる

玉や車を坂に置くおもちゃで遊びだした彼に「もっと長く転がるようにしてみない?」と提案したところ「いいね!」と乗り気になり、どんな風に作りたいのか、それには何が必要なのかを一緒に考えて形にして遊びました。おもちゃ自体は単純な構造ですが、遊びが広がる提案をすることで、おもちゃの面白みが増し、考える力・実行する力も育っていきます。(ぱっそ中田教室)

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クリスマスデー

子ども達が楽しみにしているクリスマスも近づいてきました。ぱっそでも「クリスマスデー」と称し、クリスマスを味わえる活動で一日楽しみました。

紙粘土でユキダルマを作りました。事前に小麦粉粘土を使って、掌で丸める練習をしてきたのでとても上手です。ボタンやドングリ、小枝を使って、表情のある可愛いユキダルマが作れました。

トナカイに扮した先生が引っ張るソリに乗りました。しっかり両手で端を握り、体を起こしておかないと落ちてしまいます。速くなったり回転したりと、少々トナカイは荒れていましたが、握り続ける事や姿勢の保持も日頃からの成果が見られ、子ども達の笑顔もたくさん見られました。

パネルシアターを楽しんだ後、ぱっそにもサンタさんが来てくれました!子ども達の喜びも最高潮です。会えて嬉しいのに近づきがたい子や大喜びで飛びつく子等、様々な表情が見られました。

コロナ禍が落ち着き、例年通りお父さんお母さん方と一緒に楽しめるクリスマス会が出来る事を心待ちにしています。(ぱっそ中田本町教室)

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確認する

運動遊びで鉄棒を行う前に、まずは鉄棒の握り方を確認します。実際の鉄棒でやる前に、まずは1人ずつ丁寧にどの向きで手を置くのか、親指はどこに掛けるのか確認することで、本番で上手にできて褒められるという成功体験に繋がります。(ぱっそ音羽町教室)

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