療育日誌 - 月別アーカイブ 2018年12月

椅子をしまう

ぱっそでは自分の席から立つ時に、椅子を机の中にしまう練習をしています。椅子をしまい忘れている子どもには、立ち上がって席から離れる直前に「椅子はしまってあるかな?」と声掛けをすることで、椅子の状態に意識を向けられるようにしています。始まりの会や帰りの会の挨拶、おやつをロッカーに取りに行く時など、生活の中で席を立つ場面は何度もあり、その都度椅子を机の中にしまっているかの確認をしています。子どもたちは習慣として席から立ち上がったら椅子を机の中にしまう事が身についてきました。(ぱっそ 並行通園部)

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促し

歯磨きにあまり気乗りがしない彼でしたので、彼の好きな本を流しのかたわらに置いて、流しの台に乗ることを促しました。はみがきとは関係のないものではありますが、ちょとしたことで、こどもの気持ちは変わります。流しの台に乗れたことを褒めていくことで、本の代わりに、褒められることを目的にはみがきができるよう促していきます。(療育広場 ぱっそ)

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すくう量

食べ物をこぼさないためにも、すくう量を考えることは大切です。すくう量が多すぎるとこぼしやすくなってしまいます。小豆を使ってスプーンを使う練習をしていくことで、体験しながらちょうどいい量を覚えることができます。(ぱっそ 中田教室)

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同じ物を探す

複数の食べ物の中から、カードと同じ食べ物を探す「お買い物ゲーム」を行いました。カードの表面にはひらがなで食べ物の名前が書いてあり、裏面には食べ物の写真を付けてあります。ひらがなが読める子どもは文字を頼りに探し、ひらがなだけでは理解することが難しい子どもはカードをめくって写真を見て探す、というように、段階を追って文字と実物、絵と実物のイメージを結び付ける練習をしています。(ぱっそ 並行通園部)

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写真カード

通園をしているお子さんのお母さんが、おうちで作った写真カードです。まだ上手に言葉で何を食べたいのか、伝えられません。彼が好きなメニューを写真にしたところ、食べたいメニューを選んでくれるそうです。やりとりの一つとして、役に立つ写真カードです。(療育広場 ぱっそ)

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バランスよく

積木を縦に積んでいます。横に積むよりは、はるかに不安定な積み方です。両手でバランスよく並べて、倒れないように微調整をしています。よく考え、両手をうまく連動させて操作することで、さらに手先の操作性がアップしていきます。(療育広場 ぱっそ)

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スプーンの傾け方

以前、マラカス作りの際に、スプーンの使い方についてお話しました。スプーンを使う時には、スプーンの傾け方も大切です。ペットボトルの口にスプーンの先端を合わせて、ゆっくり傾けることでこぼすことなく、お豆を入れることができます。スプーンを上手に使うために、繰り返し傾け方の練習もしています。(ぱっそ 中田教室)

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指差し

先生が指差しで、見てほしい部分をピンポイントで示しています。指先を辿ってみるとシールが貼ってあり、指差しがあることで子どもは小さな目標物にも注目を向けることができました。(ぱっそ 並行通園部)

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手さばき

お友達が卵を割って卵焼きを作るとなりで、彼はお魚をおろします。なかなか良い手さばきです。おうちの人がお料理をすることをよく見ているのでしょうね。こども達の遊び方ひとつでも、家庭での様子が見えてきます。(療育広場 ぱっそ)

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じゃんけん

じゃんけんの勝ち負けで「グーは石、チョキのハサミでは切れないからグーの勝ちだよ」という言葉だけではその様子が想像しにくい子どももいます。そういう時に、グーをチョキで切ろうとする真似をしてみます。「ハサミで石は切れないからグーの勝ちだね」と実際に体験することを通してルールを伝えていきます。(ぱっそ 中田教室)

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