療育日誌 - 月別アーカイブ 2018年12月

複数のルール

サイコロを振って出た色を抜くこと、抜いたパーツは上に重ねていくこと、倒さないこと、とルールを決めました。今まで『倒さない』というルールだけでやってきましたが、慣れてきた彼にはルールを追加して行いました。ルールを守りながら遊ぶことは集団においても必要な力です。先生と1対1で行うことで複数のルールでも意識できるようにしていきます。(ぱっそ 中田教室)

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曲線を切る

曲線を見ながら少しずつ紙を動かして切る、という活動を行いました。一回切り、連続切りを繰り返し製作で体験してきた子どもたちは、曲線を良く見ながらはさみを動かしています。はさみの開閉が上手くいかない子どもには、「グーパー」と声をかけて手の動かし方を伝えたり、後ろから手を添えて一緒に切り取ったり、と一人一人に合わせた手助けを行うことで、少し難しい課題にも全員が挑戦することが出来ました。(ぱっそ 並行通園部)

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再現

唄付きで、大きなかぶを再現してくれました。決して、唄に登場するおじいさんや、おばあさん、動物の玩具が、その場にあったわけではありません。しかし、違ったものであっても見立てて再現していることが、彼の中で大きなかぶをよく理解できていることの証拠です。(療育広場 ぱっそ)

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違いに気づく

かがみもち作りの課題をしました。左の見本を見ながら右の台紙に貼った後に、「なにか違うよ」と彼は言いました。彼は、小さいお餅が重なりすぎていることに気づいて指をさしました。見本と自分の作品を見て、ちょっとした違いに気づくことも見比べる力です。(ぱっそ 中田教室)

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見守りの中で

先生は、あえて少し離れた場所で子どもが上着を着るのを見守っています。支度を始める前に、「先生はここにいるから、困ったことがあったら言ってね」という声掛けをしていますので、子どもは先生の優しいまなざしに見守られながら、自分の力で支度に取り組むことが出来ました。いざという時に助けを求められる安心感の中で、子どもが「自分でやってみよう」と思えるような言葉かけや手助けを行い、困った時に発信する力を身につける練習をしています。(ぱっそ 並行通園部)

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ことば

先生に果物の名前を聞いています。先生のしゃべる声と写真を合わせることで、音と物を一致させていきます。本を一緒に見る際にはゆっくりと声をかけていきます。本だけでなく、実物を見たり触ったりする経験をしていくことが、さらにことばを覚えることにつながります。(療育広場 ぱっそ)

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集中

柔らかいマットの上に、小さい足のフィギュアを立たせるのは、大人であっても大変な作業です。彼は、根気強く10分も時間をかけて写真の動物たちを並べました。子どもが集中してできることを見守りながら、集中力を伸ばしていきます。(ぱっそ 中田教室)

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動きの調節

「お買い物ゲーム」を行う前に、友だちと手を繋いでコースを歩く練習をしました。前を歩くペアとの間隔を意識しながら、友だちと歩調を合わせて歩く事がポイントとなっています。「一人でコースを歩く」「友だちと手を繋いでコースを歩く」「複数のペアが同時にコースを歩く」と、徐々に歩く活動の内容をレベルアップすることにより、歩き方やルールが身に付き、自分の体の動きを調節できるようになっていきます。(ぱっそ 並行通園部)

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友達と一緒に

ひとつのおもちゃを、2人で遊ぶことができています。こどもの成長は一人遊びから、友達への遊びへと発展していきます。来年度こども園へ就園するこども達は、たくさんのこども達との関わりができます。今こうして友達と一緒に遊ぶスキルが育ってきたことが大変嬉しく思いますし、来年度の成長がまた楽しみです。(療育広場 ぱっそ)

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見本を見て書く

彼女は左下の先生の見本を見ながら四角を書きました。少し歪んでいますが4つの角を作ること、始まりと終わりの線をつなげようとしています。見本を間近で見ながら書くことを繰り返し行っていくことで、より正確に書くことにつながっていきます。(ぱっそ 中田教室)

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