療育日誌 - 月別アーカイブ 2021年1月

年少の男の子が車のおもちゃを上手く組み立てることができずに困っていると、年長のお兄さんがそれに気が付いて「手伝ってあげるよ」と言い、一緒に作ってくれました。年長の子どもたちは少しずつ自分たちはお兄さん、お姉さんだという意識が芽生え始め、年下の子に手を貸す場面が増えてきました。目の前で優しく組み立て方を教えてくれる年長のお兄さんを、年少の男の子は憧れの眼差しで見ていました。(ぱっそ鷹匠教室)

ヘビの体をつなげていくカードゲームをしました。遊んだことのある子が、2人にルールの説明をしてくれ、やっている最中にも分からないことを教えてくれました。虹色のしっぽのカードを引いた子が、「これはどこにつなげたらいいのだろう」と、考え込んでいたら、「これはどの色のところにもつなげられるから、ここでいいよ」と指をさして教えてくれました。『困っている子がいたら知っている子が教えてあげる』という大切なことが、ゲームを通して、少しずつできるようになっていきます。（ぱっそ中田教室）

オニたいじの練習に加え、「オニのパンツ」も作りました。子ども達が大好きな歌と絵本でオニのパンツを事前学習してから製作しました。絵の具を素手で扱い、感触も経験しました。個性のある立派なトラ柄パンツがたくさん出来ました。節分にオニさんが来たら見てもらいます。（ぱっそ中田本町教室)

目隠しをしてだるまの顔作りに挑戦しました。見て情報を得ることで、安心するお子さんが多くいます。見えない中で友だちを信じて、指示に耳を傾け、手探りで渡されたパーツを貼っていきました。指示を出すお子さんも必死です。目隠しの状態だからこそ、友だちの言うことばをじっくり聞いて位置を決め、貼ることができました。（ぱっそ鷹匠教室）

はじめて積み木を提供したところ、このお子さんはまだ積む遊びには興味が持てない様子でした。そこで、細長いものだけを集め、ドミノのように床に立たせておき、最後の倒すところを一緒に体験してもらいました。すると、「またやりたい」と思ったのか、今度は自分から積み木を手に取り、並べて遊び始めました。お子さんによって「楽しい」と感じるものはそれぞれ違いますので、興味の持てる遊びかたを提供しながら、遊びの幅を広げられるようにしています。（ぱっそ中田教室）

おままごとを楽しんでいるお子さんです。右手で包丁をしっかりと握って、左手で押さえて上手にパンを切っています。お母さん、顔負けの手つきです。でも、よく見ると包丁の向きが逆さまになっています。まずは、切ることを楽しんで次のステップで包丁の向きにも気づけるように経験を積めるように見守っています。（ぱっそ中田本町教室）

今月から隔週で床にシートを敷いて、おやつを食べています。シートでおやつを食べる時は、友達とシートを仲良く使う、「ごちそうさま」の挨拶までシートに座って待つなどの約束があります。今年度初の試みでしたが、子ども達は普段とは違う環境で友達や先生と会話を楽しみ、約束を守ることができました。(ぱっそ鷹匠教室)

療育時間の合間に、使った教材をその都度消毒しています。日が照っている日は、日光消毒も兼ねて日当たりの良い場所に広げるようにしています。子どもたちが安心して安全に使えるように、消毒を欠かさず行っています。（ぱっそ中田教室）

来月の節分行事に向けて「オニたいじ」の練習を始めました。狙ってボールを投げるという複数の動作を、わかりやすい的当てにして、楽しみながら行っています。赤・青・黄のオニの的を倒した後は、自然に「やったー！」とガッツポーズが出ていました。もちろんまだ上手に投げられない子もいます。個々に合わせた声掛けと支援をして、みんなで一緒に達成感を味わいます。（ぱっそ中田本町教室)

的当てをして得点を記入しながら遊んでいます。以前は先生も一緒に手伝いながら遊んでいましたが、いつの間にか子どもたちだけで得点を記入する係を決め、何点だったのか友達に伝えに来たりと遊びが成立するようになっていました。以前の経験が子どもたちに中にしっかりと残っており、手助けをしなくても自分たちだけで遊ぶ姿に成長を感じます。(ぱっそ鷹匠教室)