療育日誌 - 月別アーカイブ 2020年7月

ワクワクしながらたまごを割ります。先にたまごを割った友だちが「僕はひよこだったよ」と教えてくれました。たまごを割ることが出来た彼は「ペンギンだった」と答えました。たまごを割る手先の活動を通して出来た、ちょっとした友だちとの関わりを大切にしていきます。（ぱっそ鷹匠教室）

画用紙や折り紙を使ってお寿司を作った後、みんなでお寿司屋さんごっこをしました。お店屋さんは「いらっしゃいませ」とお客さんに声を掛けたり、お客さんが選んだお寿司の種類と数を聞き取り、パックに詰める仕事があります。お客さんは、どんなお寿司が何個あるか確かめて、お寿司の種類と数をお店屋さんに伝わるように注文します。お互いに役になりきって言葉を掛け合い、楽しみながら上手にやりとりすることができました。（ぱっそ中田教室）

長い梅雨にも負けずに、朝顔の花がたくさん咲きました。子どもたちも晴れた日には、交代で水やりをしてくれました。朝顔の花は見て楽しむだけでなく、この後しぼんだ花は、色水遊びを行う教材になります。子どもたちと、まだまだ楽しめることがたくさんあります。（ぱっそ中田本町教室）

今週からお当番活動が始まりました。お当番はおやつの時間にみんなの前で挨拶をしたり、始まりの会や帰りの会で歌詞カードを持つことが仕事です。写真の彼らは自分たちがお当番だとわかると張り切って前に出て、おやつの時間に息を合わせて元気よく挨拶をしてくれました。役割があることで「今日はお当番だから頑張ろう」と意欲につながります。（ぱっそ鷹匠教室）

ビー玉が通る道を、パーツを組み合わせて作っています。おもちゃの足場がぐらつかないようにつけるパーツを、「真ん中につける」という、斬新なアイディアで組み立てたお子さんがいました。「ここでないといけない」という型にはまった考えでなく、「ここにつけたい・ここにつけてみる」という思いが、新しい形を作り上げました。同じおもちゃで遊んでも、毎回新しい発想が生まれます。（ぱっそ中田教室）

現在、中田本町教室の玄関を飾っている子どもたちの製作は「ぱっそ花火大会」です。とても上手にできました。この同じ製作でも、ひとりひとりの発達に合わせ支援します。糊の感触が苦手な子は、素手ではなくスポンジを使って塗りました。色紙を指先でちぎった子、ハサミで切った子、お花紙を丸めた子などいます。どの子も「できた！」と成功体験が出来るような課題設定で日々支援しています。（ぱっそ中田本町教室）

のりを使って「貼る」と言う動作は単純に見えて、複雑な工程がたくさん含まれています。その中でも指先でのりを加減して適量取り、紙に塗り伸ばすことはたくさんの経験が必要になります。彼女は「前もやったことある！」と経験から自信を持ってのり付けをしてくれました。(ぱっそ鷹匠教室)

お子さんの手元にさまざまな絵カードがあります。果物や乗り物に分類できるカードですが、今回は色別に分けてもらいました。最初は絵柄に注目してしまい、どこに仕分ければよいかわからず迷っていましたが、「ブルドーザーとこのお皿は同じ色だね」と見比べられるように指さすと、絵柄でなく色に見るポイントがあることに気づき、黄色のお皿の前に仕分けることが出来ました。ひとつの視点からでなく、さまざまな視点から見たり考えたりすることで共通点を見つけることが出来ます。（ぱっそ中田教室）

個別で買い物ごっこをやりました。買い物ごっこでは「何を何個」買うのか、しっかりと覚えて買い物をします。好きなキャラクターのために張り切って買い物をしてくれました。「アンパンマン、買ってきたよ。」声をかけるお子さんを見ていると、この課題で、誰かの役に立っている喜びと同時に、誰かを喜ばせてあげたいという気持ちも育んでいるように思います。（ぱっそ中田本町教室）

おもちゃ倉庫の前です。先生がおもちゃを取りに行っている間、子どもは倉庫の前で待ちます。「ここで待っていてね」と言う言葉のみでは「ここ」がどこなのかわかりりにくいですが、黄色いテープを貼ることでどこに立って待つのかが明確になります。彼はきちんとテープの位置で待ち、おもちゃを受け取ることができました。(ぱっそ鷹匠教室)