療育日誌 - 月別アーカイブ 2021年10月

製作活動中の出来事です。「こうして置けば、みんなにわかるでしょ！」とS君が作ってくれたゴミ箱がこの写真です。友だちの事も考え、ゴミを入れやすい容器を選び、わかりやすい場所に置き、表示までしてくれました。子どもの成長を感じてほっこりするとともに、教えられた瞬間でした。ありがとう！Sくん。(ぱっそ音羽町教室)

棒にビーズを通す時に「イエロー！ブルー！」「どれにしようかな？」と覚えた言葉を言いながら楽しそうに通しています。先生も同じ言葉を言うことで、集中を途切れさせることなく、取り組むことが出来ました。板を土台にして、通すものをゴム・ストロー・ビーズと、少しずつ教材を変えることで目先も変わり、興味を向けることが出来ます。教材選びに気を配りながら、安心して取り組める雰囲気作りを大切にしています。（ぱっそ中田教室）

市内こども園の先生方にぱっそに来ていただき、こども達の支援方法の共有および研修を行いました。こども園とぱっそに並行して通うこども達の支援から、支援が必要な子が在籍するクラス集団の支援方法、こどもの行動のみたてまで多岐に渡ったお話ができました。直接やりとりをさせていただき、大変ありがたい機会になっています。(ぱっそ中田本町教室)

チームで作った作品をみんなで改めて見てみました。作品を見て「ここは僕が貼った」「私はこれを描いたんだよ」と子どもたちから声が上がります。みんなで力を合わせて1つの作品を作ったことを、振り返ることで確認する事ができました。(ぱっそ音羽町教室)

いつも子供達が乗っている船に乗り、ボールプールの海に出航です。「今度は、先生乗って」「僕たちが、動かすよ」と頼もしい声が聞こえます。動くかな？と思い、心配していましたが、二人で力を合わせ、動かすことに成功しました。力を合わせ動かせたことが、自信と達成感を生み出します。そんな思いに共感しながら、子供の発想や活動を広げていきます。（ぱっそ中田教室）

療育の中で、車を作ることを楽しみにしているお子さんです。紙を切りやすくするために、はさみを動かすだけでなく、紙を持っている手を動かしています。2つの動作を同時に行うことは大変なことです。時には、「先生、やって。」と助けを求めながら、少しずつ自分で出来ることを増やしていきました。お子さんが興味を持てる好きなことから、スモールステップで支援を行っています。(ぱっそ中田本町教室）

色や形から連想するもの、物の用途や特徴、生活のルールなどの質問に一人ずつ答えると個人ファイルを受け取る事ができます。質問は同じですが、発達に合わせてヒントを出したり、二者択一にするなど聞き方を変化させることで、全員が質問に答えることができるように工夫しています。子どもたちはこの時間が好きで、真剣に考え、答えることを楽しんでいます。（ぱっそ音羽町教室）

上から棒を入れ、トントンとトンカチで叩いていると、棒が下から出てくることに気が付きました。その原理が分かると、今度は下から出てくる棒を見たくなり、棒を指で押し込んでいました。遊びの中にも、生活の中にも、体験して分かることがたくさんあります。多くの体験から、物の使い方などを習得していきます。（ぱっそ中田教室）

スタッフが育てていたあおむしがサナギになり、立派なアゲハ蝶になりました。普段から子ども達には、虫や動物など「本物を知って欲しい」と思っています。先日、このアゲハ蝶を自然に放してあげる事になりました。「きれいだねぇ」と子ども達と観賞した後、「バイバイ、またね！」と子ども達が声を掛けると大きく羽を広げ、まるで返事をしてくれたかのように飛び立っていきました。このような経験が、子ども達の心に残ってくれることを願います。(ぱっそ中田本町教室)

先生のサポート無しで自分から友だちに「入れて」と声を掛け、友だちも「いいよ」と受け入れてくれたので一緒に遊ぶ事ができました。友だちと関わることの楽しさや声の掛け方を繰り返し体験してきたからこその姿です。1つ階段を上った次は、ルールを守って一緒に遊ぶというステップをまた繰り返していきます。(ぱっそ音羽町教室)