療育日誌

一緒に運ぼう

2018/03/13

お片付けのワンシーンです。箱にしまったブロックをおもちゃ倉庫まで運ぶには、一人では重くて難しいのです。そこに、先生とお友達が助けに来てくれました。「よいしょ、よいしょ」の掛け声に合わせ、ペースを合わせて運んでいきます。育ちの過程の中で、「何でも一人でやりたい!」と主張したい時期があります。それはそれで、「自分で何でもできるよ!」と自信や意欲が育ってきている証拠で、大切な事です。でも、誰かに助けてもらう事、誰かを助ける事…そのような「人との関わりを受け入れる事」や「人の力になる事」は、日常の何気ない場面から学んでいると思うのです。人として、人の中で生きていく子ども達です。色々な事があっても、必ず寄り添ってくれる人がいる…そんな、人として生きていくための根っことなる、人への安心感や信頼感が育ってほしいと願っています。(療育広場 ぱっそ)