療育日誌
お相撲ごっこ
2018/02/20
数人の子どもたちが先生を相手にお相撲をしています。一対一でお相撲を取るのとは違い、「みんなで」というところに面白さがあります。友だち同士でお相撲を取るには「ごっこ遊び」と理解したうえで力の加減をしなければ、押したつもりが突き飛ばす結果になってしまうかもしれません。自分はそんなつもりはなくても、相手にとってはごっこ遊びではなくなってしまい、「こんな痛い思いをするのならもうやりたくない」と、遊びとして体験したことがマイナスイメージになって良い思い出が残りにくくなります。すべてのことにおいて、第一印象は大切です。楽しかった思いは、次にやろうとするときに「あの遊びならまたやってもいいな」と良い記憶として残っています。まずは先生と充分にお相撲の楽しさを味わい、このくらいの手加減力加減で押したり引いたりするのだと体感して、友だちとのごっこ遊びへと発展していきます。(ぱっそ 並行通園部)