療育日誌

先生、あそぼう

2018/02/20

自由遊びは、それぞれのお子さんの大好きな事で思いきり遊べる時間です。おもちゃ遊びを楽しむお子さんもいますが、「先生、あそぼう!」とくすぐり遊びをしたり、ちょっとアクロバティックな遊びでスリルを味わう事が好きなお子さんもいます。何気ない場面ですが、保護者以外の人(先生)と信頼関係が築ける事は、社会性の育ちの第一歩です。そして、信頼関係を基に一緒に遊ぶから楽しいし、楽しいから何回も同じ遊びをおねだりしたくなり、そこで「おねがい」と手を合わせてジェスチャーで要求表現する事や、「やって」等と言葉で思いを伝える事を学ぶ機会ができ、それがコミュニケーションの力となります。又、普段の遊びの中で培われた信頼関係があるから、次の成長に向けて発達の壁にぶつかった時、それを基盤として、子ども達はその壁に挑戦する事ができます。(療育広場 ぱっそ)