療育日誌

いたずら?遊び?

2018/01/31

先生やお友達の水筒を並べて、何やら一生懸命…「水筒で遊んではいけません!」と言いたくなる所ですが、少し様子を見てみました。水筒を1つずつ指さしながら「いーち、いーち…」と言っていたので、きっと彼なりに数を数えていたのでしょう。それから、水筒をあちらこちらに移動させていましたから、物の重さを体感できたでしょうし、どうやったら物を落とさずに運べるかも学んだでしょう。又、並べたり一塊にしていましたから、物の配置と形の変化の関連性も楽しんでいたかもしれません。命の危険や大きなケガにつながる事は、何としてでもやめさせる必要があります。やってはいけない事は、しっかり伝える事も大切です。ただ、子どもの好奇心や探究心、大人のまねをしながら世界を広げている姿は素敵で、子ども達の根本にある「育ちたい」という力強さを感じます。それは障がいの有無を問わず、どの子にもある発達の力だと思います。(療育広場 ぱっそ)