療育日誌

乾布摩擦

2018/01/23

寒い季節…乾布摩擦をしています。タオルで体をこすって刺激を与え、血行を良くし、丈夫な体になるように取り組んでいます。もう一つのねらいは、「自分の体を知る」という事です。皮膚から伝わるタオルの感触、体をこする事で生じる刺激等により、各部位からの情報が頭の中にも伝わっていきます。又、自分で自分の体をこすってみると、体のどの部分にどんな状態のパーツがついているのかという事も発見できるかもしれません。そのような経験から、自分の体の状態がイメージできるようになると、狭い所を通る時にどのくらい体を縮めたらよいか、机等の障害物にぶつからないようにどのくらい距離をとれば良いのか…等、体を効率よく安全に動かす力につながっていくと思います。そして、生活の中ではお風呂で自分の体を洗う等、身辺自立の力にもつながっていきます。(療育広場 ぱっそ)