療育日誌

顔を鏡で見る

2018/01/09

福笑いを楽しむための導入のひとつとして、自分の顔を鏡で見て、目・鼻・口・眉毛・耳などを確認しています。いつも何気なく見ている顔ですが、今回は自分の顔に興味を移し、じっくり自分の顔と向き合ってみました。鏡に映る自分を見るのが恥ずかしくて目を隠したり、嬉しくて笑ったり、じっと見入ったり、鏡越しに先生を見つけて目が合うのを楽しんだり、子どもたちの反応はさまざまです。自分の顔を鏡で見てから、机の上で福笑いをすることでマッチング体験にもなりました。目隠しは視界を遮断することを不快に感じる子もいますので、体験したい場合のみ使用します。目隠しをした子は、顔の輪郭を見ながらパーツを置いていくのと、見えない状態でパーツを置くのとでは、どれだけ置き方が変わるかを体験できたと思います。お友だちの「変顔福笑い」におおいに笑い、福を呼びこむ福笑い遊びを楽しみました。時には、自分の顔を鏡に映し、身だしなみを整えることも大切なことですので、これを機に今後の療育にも取り入れていこうと思います。(ぱっそ 並行通園部)