療育日誌

顔を描く

2017/12/23

新年を迎える縁起物「だるま」の製作遊びです。だるまさんが登場する絵本は子ども達が大好きで、今まで何度も読んできました。「顔」がテーマの絵本も、繰り返し読んできました。昨日お伝えした通り「顔」の部位を意識したり、覚えたりできるように手遊びもしてきました。更に、だるまさんの台紙のどこにどんな部位を描くと「顔」になるのかがわかりやすいように、お手本も提示しました。ぱっそのお子さん達には、それぞれ発達のペースがあります。それぞれの育ち方によって、物事を理解する為にどんな手だてが必要かが違います。一口に「顔を描く」と言っても、前述したような経過や手立てがあって、「できた!」「わかった!」につながります。そして、今は先生が手伝っている事も、経験の積み重ねと育ちに合わせて手立てを工夫していく事でやがて実を結ぶと、子ども達の育ちの力を信じて日々療育しています。(療育広場 ぱっそ)