療育日誌

椅子座りゲーム3

2017/12/12

ひき続き、椅子座りゲームに取り組んでいます。その後、「どんな手だてをしたら、椅子座りゲームのルールが理解できるだろう」と先生達は考えました。一度にあれもこれも教えるのでは、子ども達も混乱してしまいます。そこで、「椅子の周りを歩く」という事を教える為の第一段階として、床に円状にテープを貼って椅子を囲い、どこを歩いたら良いのかを明確にしました。前回は床にそのような目印はつけていませんでしたから、子ども達にとってわかりやすい環境となり、前回よりもスムーズに歩ける子が多くなりました。環境を工夫する事で、子ども達の力が引き出されていく事を改めて感じました。今は椅子座りゲームを題材にしていますが、根本的なねらいは「集団の中でルールに従って遊ぶ力を育てる事」です。またお伝えします。(療育広場 ぱっそ)