療育日誌
しっぽとり2
2017/11/23
更に続きのお話です。遊び方を覚えたら、先生はサポートを減らしていきます。少し離れた所から見守ったり、近くから声掛けや指さしはするけれど、直接手を添えて教える事はしません。なるべく自分でやるように促して、子ども自身が「やった!できた!」という事を実感できるようにします。もちろん、順番を待ちながら見ているお友達や先生達が「がんばれ~!」と応援しますし、しっぽが取れたら思いきり褒めます。始めは、自分の力だけでやる事に自信がなくて不安そうな顔をしながら取り組んでいた子も、皆から応援されたり褒められたりする事で、だんだん自信がついて笑顔が増えます。そして、先生のサポート等まったく必要とせずに、自ら意欲的に楽しく遊べるようになります。子ども達の育ちに合わせてサポートを加減していく事が、療育の大切なポイントとなります。(療育広場 ぱっそ)