療育日誌

毛布ソリ

2017/11/16

「いくよ~。毛布から落ちないようにね~。」と声をかけて、先生が、お子さんの乗った毛布を引っ張ります。お子さん達は、ソリが前に進む感覚やスピードを感じながら、座った姿勢を保とうと踏ん張っています。スピードに耐えられず体のバランスが崩れたら、体勢を自分で直したり、毛布をギュッと握って毛布から落ちないようにがんばります。楽しみながら、バランスをとる事や姿勢をキープする事を学んでいるのですね。それから、ゴール地点まで座り続ける力も必要ですから、普段から取り組んでいる「絵本のよみきかせが終るまでシートに座っている」、「給食を食べ終わるまで椅子に座っている」という事が、ここでも活きてきます。何度もお伝えしていますが、子どもの育ちにとっては遊びと生活は切り離せませんね。(療育広場 ぱっそ)