療育日誌

自由遊び(ぱっそごっこ)

2017/11/09

「先生、布のこっちを持って。それから、お人形を乗せて…」言葉ではありませんが、このお子さんの思いは、先生には十分に伝わってきました。先生が「わかったよ。一緒にやろうね。せ~の!い~ち、に~い…」と言って一緒に布を左右に揺らすと、「そうそう!ボク、これがやりたかったんだよ!」と言いたそうな満面の笑みを見せてくれ、このやりとりは何回も続きました。そうです。彼はぱっそでやっている「毛布ブランコ」を再現したかったのです。子どもは、大人がやっている事をよく見ています。台所用品、文房具、生活用品等、真似して何でもやってみたくなります。危険な物や大切な物は触らせないように配慮が必要ですが、可能な事は「お手伝い」や「遊び」として一緒に楽しみたいですね。コミュニケーション、生活動作、物の扱い方等、楽しみながらスキルアップにつながっていきます。(療育広場 ぱっそ)