療育日誌

自分ではこう

2017/11/01

トイレトレーニングと合わせて、ズボンやパンツのはき方を練習しています。練習を始めたばかりの時は、その場にとどまっている事が難しかったり、はき方がわからなかったりします。そこで、まずは先生の膝に座ってはかせてもらう事を受け入れる事から始めます。それができるようになったら、今度は先生が子どもと一緒にズボンを持ってはき方を教えていきます。そして子どもの様子を見て、だんだん手伝う部分を減らし、自分でできるように見守る部分を多くします。「落ち着いて座って取り組む」「先生の関わりを受け入れる」「物を持つ、操作する」「手元を見る」等、遊びの中で楽しみながら取り組んでいる事が、生活動作を覚える時に活かされます。そして、毎日、根気良く教えていく中で、遊びと身辺自立の力が育って行きます。少しでもできた事は、心を込めてほめる事も大切なポイントです。(療育広場 ぱっそ)