療育日誌

絵本タイム2

2017/10/28

食後の絵本タイムに、先生と仕掛け絵本を見て楽しんでいます。この絵本には穴が開いていて、そこに指を入れて動かすと、ご覧の通り、絵本に登場しているお化けたちの仲間入りができるのです。このお子さんは、先生がやって見せると、それを真似して遊んでいました。模倣の力がついてきているのでしょう。それから、穴から指を1本だけ出していますから、指をバラバラに動かす器用さが育ってきているのでしょう。そして、絵本のお化けの足の動きと同じように指を動かしていましたから、この絵からお化けの動きを想像して自分の指をそのイメージ通りに動かすという想像力や表現力も育っているのかもしれません。文字が読める事や、絵の名前が言える事も大切ですが、まずは子どもが感じている楽しさを共有する事からスタートする事が何よりも大切だと思います。(療育広場 ぱっそ)