療育日誌

こちょこちょ

2017/10/19

お化粧用のブラシを使って、手のひらをコチョコチョ…子ども達が大好きな遊びです。私たちは、手で物に触れる事で「熱い・冷たい」「固い・柔らかい」等といった様々な刺激や感覚を感じ、物の形状を知る事ができます。お子さんが物に触れて遊ぶ時には、必ず大人との関わり・コミュニケーションが生じますから、その時の楽しく温かい雰囲気や言葉かけからも情報をキャッチして、その感覚が心地よいものになっていきます。ぱっそにいるお子さんの中には、手から受け取る感覚が敏感すぎる子や、逆に感じとりづらい子もいますから、関わる時はお子さんの反応を見ながら、ソフトにしたりやや強めにしたりして、その子が「楽しいな。心地よいな」と感じられるように刺激を調整していきます。「楽しい。心地よい。安心だ」と心がほぐれると、自分から色々な物に触れたり、操作したりと次の発達への原動力になりますね。(療育広場 ぱっそ)