療育日誌

先生の所まで

2017/10/18

「おいで~!」と笑顔で待っている先生の所まで、平均台を渡って行きます。この遊びのポイントは、「目標(人)に向かって進む」です。もちろん、自由遊びの時にも「おいで~!」と声をかけて駆け寄ってくる子どもと遊ぶ事はしています。その時との違いは、平均台で道を作り、どこを歩いて目標までたどり着いたら良いかをわかりやすくし、なるべく集中力を維持したまま進めるようにしてある所です。自由遊びの時は、おもちゃが出ていたり、あちらこちらに先生やお友達がいるので、ルート選択が難しくなったり、目標にたどり着く前に気が散ってしまう子がいます。シンプルに環境設定する事で目標と行程をわかりやすくし、子どもにとって「何をすべきか」を学ぶ事に集中しやすくなるよう試行錯誤して療育に取り組んでいます。(療育広場 ぱっそ)