療育日誌

かばんにしまう

2017/09/09

土曜日のお昼は、おうちから持ってきたお弁当を食べます。食べ終わった後は、お弁当箱が入った袋をカバンにしまいます。この動作にも、いくつものポイントがあります。まず、カバンのどこにお弁当袋を入れたらよいか目で見て確認する事が必要です。そして、カバンの中にうまく入るように、お弁当袋を持った手と、手元を見る目と、袋をしまい終わるまでカバンの口が開き続けるように反対の手で押さえる事を連動させなければなりません。又、ウロウロしながらではできませんので、しっかりと座って姿勢を落ち着かせる事も大切です。お気づきの方もいるかもしれませんが、座る事、見る事、目と手を連動させる事は、朝の会での着席や読み聞かせ、マッチング等の遊びの中で取り入れられている事です。やっぱり、遊びと生活に必要な動作は結び付いていますから、毎日の療育での経験ができる事を増やす事につながりますね。(療育広場 ぱっそ)