療育日誌

譲り合い

2019/10/29

自由遊びの時間に、複数人の友だちでトントン相撲をして遊んでいる時の出来事です。(子どもたちは自分達であらかじめ『順番に試合をする』というルールを決めています。)一人の男の子が「〇くんの次は僕の順番だから席を替わって」と発信すると、声を掛けられた〇くんは「わかった、いいよ」と言い、席を譲ってくれました。強引に友だちの椅子に座るのではなく、自分の気持ちを言葉で相手に伝えられた事、友だちの発信を受け止め、ルールを守れた事、それぞれの良い所を先生がその場で褒めると、二人は照れくさそうにはにかみながら遊びに戻っていきました。子どもたちの良い表れや行動を見逃さず、どこが良かったのかを具体的に褒めながら、友だちとのやりとりやコミュニケーション能力の向上を図っていきます。(ぱっそ 鷹匠教室)