療育日誌 - 月別アーカイブ 2021年11月

手をあげる

先生の言った問題に答える、聞いて欲しい話があるなど言いたいことがある時は、手をあげ、名前を呼ばれてから言う事になっています。そうすることで、名前を呼ばれるまで順番を待つ事や、先生や友だちの話を聞く事、一人ずつ話すと伝わりやすい事など意識出来ます。少人数の集団で身に付けて、大きな集団で生かせるように基礎作りをしています。(ぱっそ音羽町教室)

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ちょーだい

彼は先生の手の中にあるビー玉が欲しいのですが、先生がなかなか手を開けてくれないので「ちょーだい」と言いました。すると、すぐに先生は「どうぞ」と手のひらを広げてビー玉を貸してくれました。やり取りの基本となる関わりを意図的に遊びの中につくり、発信や発声ができるようにしています。(ぱっそ中田教室)

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新聞紙粘土

感覚遊びの中でも大切に考えているのは「感触遊び」です。五感をふんだんに使って遊びます。新聞紙粘土の活動は、新聞紙を指先でたくさんちぎってから水を加えてこねます。水を入れると目の前の新聞紙が全く感触が異なるものに変わります。大喜びで感触を楽しんでいる子の一方で、新しい事を始める抵抗や感触が苦手で触れない子も居ます。苦手な子も少しずつ段階を踏みながら抵抗をなくし興味を持って触れられるように配慮・支援しています。(ぱっそ中田本町教室)

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一緒に考える

友だちと一緒にひらがなのカードをどういう向きで、どういう順番で並べるのか一緒に考えていきます。困っている友達には教えてあげたり、友だちの意見を聞き入れたりしながら、大人の手は借りずに子どもたち同士で考え、助け合って完成させていく姿がありました。(ぱっそ音羽町教室)

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上靴を履く

上靴のかかと部分につけた紐を引っ張る事で、上靴を履く事ができます。指さしで示すことで「ここが引っ張る場所」と分かるようにしています。(ぱっそ中田教室)

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こうすれば大丈夫

大好きな牛を作っているお子さんです。角がないことに気づき、紙を切って、角を作りました。角を立てて貼るために、セロハンテープで両面テープを作ると言って、テープをくるんと輪にしてつけていました。ないものを自分なりに考えて作ることのできる子どもの発想の広がりを感じた瞬間です。(ぱっそ中田本町教室)

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認めることで

空気清浄機の吹出し口に行ってしまった風船を取りに行った彼女は、マジシャンになったと思ったのです。何回も風船を浮き上がらせていました。すごい!と周りから認められ、繰り返すことで、できる!と自信を持った彼女の取った行動とは?先生たち、一人ずつにマジシャンになるための指導を始めたのです。遊びの中で、すごいと認められたことが自信に繋がったからこその行動です。(ぱっそ音羽町教室)

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よく見て考える

左の色と上の形を見て、交わるところは何を表しているのか、よく見て考える教材です。段階を追って難易度を調整することで、数の多いものにも取り組めるようになりました。お子さんの様子に応じて教材を提供することで、少しずつ着実に力をつけていくことが出来ます。(ぱっそ中田教室)

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感覚遊びを取り入れて

普段から行っているサーキットの活動に、感覚遊びを新たに取り入れました。スズランテープで作ったのれんをくぐっていくと、次に先の見えないトンネルがあります。出入り口に同じようにスズランテープがつけてあります。先生がお手本を見せて恐怖心を薄れさせてから始めました。恐る恐る触って確かめる子やなるべく触れないように進もうとする子、顔に触れるテープの感覚を喜ぶ子など反応は様々です。繰り返し楽しみながら、また新しい感覚を得ることができたのではないかと思います。(ぱっそ中田本町教室)

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子どもの発想

そっとピースを置き、「たったー、たったよ。」と、とても大きな歓声です。先生の指示通りではなかったのですが、今回は、こどもの発想を大切にしました。(ぱっそ中田教室)

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