箱車に乗ろう

プラスチックボックスの下部に車輪がついている『箱車』や、楕円形の板の『スクーターボード』をやりました。今年度も何回か登場している乗り物です。乗り物についているロープを先生が引っ張って動かし、スピード感や、揺れを楽しむ子がいました。スピードが出ると怖くなってしまう子は、ゆっくり動かした箱車に乗って楽しむ姿が見られました。箱車や、スクーターボードに乗るには、座った姿勢を保持する力や、落ちないように体を支える為のバランス感覚が必要になります。その為、子どもが自分で体を支えられるように、乗り物を動かす先生は、ロープを引っ張る力や、スピードを調節していきます。体を支える力やバランス感覚は、椅子に座り、姿勢を保つ時や、ズボンを履く際に転ばないように体を支える時など、日常生活の何気ないところで必要になる感覚でもあります。その為、子ども達には楽しみながら、体の使い方を覚えてもらえるように、活動に取り入れています。 （療育広場　ぱっそ）