製作遊び（切り替える事）

『切り替える事』についてお話したいと思います。製作遊びの時には、椅子に座って作品作りをする子、模造紙でクレヨン遊びをする子がいました。クレヨン遊びに夢中になっている子にシール貼りをしようと誘うのですが、「シールやるよ」と声掛けしてもクレヨンに夢中になっていると、聞き入れる事が難しかったり、先生の言葉での指示がまだよくわからず、切り替えが難しい子もいます。ぱっそでは実物（製作物）を見せながら、「今からシールやるよ」「クレヨン終わりだよ」と伝えます。実物（製作物）が目の前に来ると子ども達は何をするのかが理解しやすく、スムーズに動き出す子が多くいます。子どもにとってわかりやすい方法で伝えていく事で、切り替えを促し、次の行動に移る事ができるようになっていきます。（療育広場　ぱっそ）