療育日誌

椅子に座る

2018/04/21

子ども達が椅子に座る場面は、朝の会や帰りの会、活動中など、一日の生活の中でも数回あります。朝の会で司会の先生は、子ども達がよく知るお歌のペープサートや絵本の読み聞かせなど、子ども達が楽しみながら見れるように考えながら行っています。ペープサートに注目し、気になるがゆえに時々椅子からお尻を上げてしまう場面がありますが、先生は「座りなさい」と強引に座りなおさせる事はしません。まず、子どもが何を見たかったのか、何をしたいのかを確認し、「〇〇見たいねぇ。でも今は座っている時だからね。」子どもの気持ちを代弁しながらそっと椅子に座らせます。そして座れた事に対し褒められ、子ども達はペープサートを楽しみながら少しずつ椅子に座る経験を積み重ね、椅子に座る事を覚えています。(療育広場 ぱっそ)