療育日誌

贈り物

2018/03/31

ぱっそを卒園し、4月から小学校に入学するお子さんとその保護者の方から、プレゼントをいただきました。さて、何でしょう?

包みを開けると、紙芝居が出てきました。「おおきく おおきく おおきくなあれ」の言葉のくりかえしが、とっても楽しいお話です。

もう一つは、大型絵本です。お子さん達の大好きな食べ物が登場します。優しい会話でお話が展開される、これまた楽しい絵本です。

ぱっそでは、毎日、朝の会と帰りの会で読み聞かせをしています。昼食後にも、好きな本を見る時間があります。絵本や紙芝居は、それ自体が楽しい物です。楽しいからこそ、お子さん達は先生に「読んで」とアピールします。又、まだ言葉を話す事が難しいお子さんも、絵を指さして、「りんご、あったね」と伝えたり、「これは、なあに?」と質問します。つまり、自分の「思いを伝える」というコミュニケーションのきっかけになるのです。そこから、言葉を覚える事や、覚えた言葉を発する事、お話の世界を頭の中で展開して更にイメージを膨らませる力へと結びついていきます。プレゼントしてくださった保護者の方からは、「在園のお友達にも、これからぱっそに来るお友達にも、楽しんでもらえると嬉しいです。」というメッセージをいただいております。メッセージに込められた思いを大切に受け止め、これからもお子さん達の育ちを応援していきます。(療育広場 ぱっそ)