療育日誌

あひる歩き

2018/03/22

「しゃがんだ姿勢のまま両手を広げて胸を張って足を交互に動かして前に進む動き」があひる歩きです。膝がくっつきすぎても、開きすぎてもうまく前には進めません。しゃがむ姿勢は頭が前方にきますので、重心の偏りをなくすために両手をうまく使ってバランスをとりますが、胸を張れず背中が曲がってしまうこともあります。足の裏を床につけたまま前進しますと、摩擦で歩幅が狭くなりますので、つま先立ちで、足の稼動範囲を広げます。しかし、つま先に気をとられていると、体が立ち上がってしまい、しゃがむ動きが流れてしまいます。「あひる歩き」と一口で言っても、複数の動きやがポイントが含まれていますので、正しい動きを実践することは難しいことです。スモールステップで、何度も繰り返し定着するまでおこなうことが重要です。(ぱっそ 並行通園部)