療育日誌

まねして 作ろう

2018/03/19

平日グループの小麦粉粘土遊びです。土曜日利用のお子さんよりも少し年齢が小さい事もあり、先生に粘土でどんなふうに遊んだらよいか、遊び方を教えてもらっているお子さんもいます。「おだんご作るよ。お手々でクルクル…できるかな?」と、先生がお話ししながらお手本を見せます。それを見て、お子さんもまねして手を動かします。「まねる」という事は、先生の手の動きをよく見て、自分の手をどんなふうに動かしたらよいのかをイメージし、そして、その動きを実行しなければなりません。又、「先生、楽しそうだな。ボク(私)もやってみたいな。同じ物を作ってみたいな。」といった、先生との関係から生じる意欲も大切です。「まねして作る」という課題の中には、「作品を作る」という事だけでなく、「人との関係」つまりコミュニケーションの基礎となる力を育てる要素も含まれています。(療育広場 ぱっそ)