療育日誌

ゆきだるま製作2

2018/01/18

ゆきだるまのパーツを台紙に貼る作業をしています。のりを人差し指一本で適量すくい取る練習にもなり「目でのりを見ながら、手先でのりの量を調整する」という目と手の協応がポイントになっています。のりをすくい取るときに他の指についてしまったり、のりを目標物に付けている過程で、両手にのりが付いてしまうことがあります。のりの感触が苦手なお子さんが継続して作業が出来るように、手拭きタオルをひとり一枚用意し、すぐに拭き取れるように配慮をして、作品の完成まで導きます。紙の隅々までのりをつけなければ、貼ったときに紙が浮き上がってしまいますが、白い紙なのでどこにのりをつけたか分かりづらい状態になります。どこにのりを塗るのか、着目点を示せるようにそばについて見守り、目や手の感触で探せないときに発信する、子どもたちのSOSも見逃さないようにしています。子どもたちの作業を見守ることは、必要な支援を見つけることにつながっています。(ぱっそ 並行通園部)