療育日誌
体を守る
2018/01/16
セラピーボールにうつ伏せで乗って、先生に前後に揺らしてもらって遊びました。この遊びでは、弾力があり不安定な土台であるボールから落ちずに身を委ねて安全に乗っている為に、体の力の入れ具合を微調整する力、バランスをとる力、姿勢を保つ力が必要となります。又、ボールが揺れて体が傾いた時、とっさに手を床につく動きも大切です。自分の体が不安定な状態になった時に、バランスをとったり、姿勢や動きの強弱等を調整したり、とっさに手をついたりする事が難しいと、ケガや事故につながりやすくなります。転んだ時に手をついて顔や頭や体を守る、誰かとぶつかりそうになった時にスピードを緩めたり体に力を入れて動きを止めたりして回避する、階段を下りる時にバランスが崩れたら動きや姿勢を修正して落ちないようにする等、運動遊びで取り組んでいる事は生活場面でも活かされます。(療育広場 ぱっそ)