療育日誌

福笑い遊び2

2018/01/10

机の上で福笑いを体験しています。子どもたちが自分ひとりで台紙にパーツを置くと、正しく目や鼻を配置しよう、という気持ちが強い傾向がみられました。間違って配置することを恐れている子が意外と多いのです。本来、福笑いというのは顔のパーツをいかに面白おかしく置いたかで、勝敗を決めるものですが、子どもたちは真面目に正当な置き方を追求していました。導入の中で、面白い置き方を示したとしても、正しく置かないと気持ちが悪いなと感じているようです。「きちんと・しっかりと」という気持ちは、良いところでも有りますが、失敗や間違いを受け入れにくくする要因も含んでいます。「いいんだよ」といわれても自分が納得いかないと受け入れられないこともあります。ゆとりのある、しなやかでおれにくい心をもつために「ほどよいゆるみ」も大切にしていきたいです。(ぱっそ 並行通園部)