療育日誌

色分け遊び

2017/12/01

先生の手作り教材で色分け遊びです。細い棒(広告を丸めてカラーテープを巻いてあります)を同じ色のテープが貼られたボトルに入れていきます。赤、黄、緑と3色の色分けができるようになっていますから、「同じ色」「違う色」という事がわかってきているのでしょうね。「同じー違う」の区別ができてくると、生活の中でもそれを活かす事ができます。例えばお片付け…ミニカーはこの箱、絵本はこの箱と仕分けができるようになります。又、自分の物とそれ以外の人の物の区別がつくと、「これはお母さんのお茶碗だから、お母さんの所に持って行こう」といったお手伝い的な行動にも結び付いていきます。自分と物や人との境界線も感覚的にわかってきて、自分だけの世界から広がりを見せていくかもしれません。取り組みとしては「色分け」ですが、そこから育ちの可能性が見えてきます。(療育広場 ぱっそ)