療育日誌

てあそび3

2017/11/24

今月は、「どんぐりころころ」の手遊びをしています。季節や療育(製作あそび等)でどんぐりを扱う事を視野に入れましたが、子ども達の模倣の力にも着目しています。今まで、その月の子ども達の様子や育ちを見ながら、「先生との信頼関係を築く為のスキンシップやくすぐり遊び」「わかりやすい大きな動作をまねする事」と進んできました。そして、「指先の細かな動きをまねする力」へとテーマが移っています。写真のお子さんはきれいな「どんぐり」ができていますが、先生がやっている手の形を見て、指先の先端まで気持ちを行き届かせて、程よい力加減で指先を合わせて同じ形を再現する…目と手と頭を連動させた上での繊細な動作が必要です。又、模倣は相手と自分との関係性の上で成立しますから、コミュニケーションの育ちとも関係してきますね。手遊び…奥が深いです。またお伝えします。(療育広場 ぱっそ)