自由遊び（みんなで遊ぶ）

自由遊びの時間、電車のオモチャで遊びました。子ども達は、線路を先生と一緒につなげ、山や踏切を置いて、線路がつながると思い思いの電車を走らせて遊び始めました。ところが、電車が自動的に走るのを眺めていたい子、自分流に手で走らせたい子、友達が使っている電車が欲しくなってしまう子…と、子ども達それぞれの思いがぶつかります。そこで、友達同士のやりとりの練習の機会が生まれます。お気に入りの電車を順番に使う為に、相手の子が使い終わるまで「待つ」事が必要になるでしょう。走っている電車を見ている時に友達に視界を遮られて困った時には、「ちょっと、どいて」等と言葉で伝える必要があるでしょう。その仲介役が先生です。やりとりに必要な言葉を代弁し、適切な行動を一緒に行い教えていきます。根気よく、繰り返し、コミュニケーションの力が育つように関わっています。（療育広場　ぱっそ）