療育日誌

ちぎり絵遊び

2017/10/17

折紙をちぎって木の形の台紙に貼って、秋めいた作品づくりをして遊びました。「ちぎる」という動作ですが、お子さんによって学んでいるポイントは様々です。まだ、折紙に興味が向かないお子さんには、目の前で先生がちぎって見せたり、一緒に折り紙を触ったりして、折紙そのものを扱う事を教えます。紙を見ると、くしゃくしゃに丸めて遊びたくなるお子さんには、手を添えて一緒に折り紙を持って「つまみ方」や「ちぎる時に手や指をどんなふうに動かしたらよいか」を教えます。ちぎる動作はできるけれども、とっかかりの紙の端をちぎる事が難しいお子さんには、先生が切れ込みを入れてあげたり、手を添えて一緒にやってみたりします。1つの動作にも、お子さん一人一人の育ちがあります。「どこまではできるのか」「どうサポートしたらできるようになるか」を見極めて、支援をしていきます。(療育広場 ぱっそ)